★五十肩 肩関節周囲炎
五十肩、肩関節周囲炎とは?
肩関節が錆びついたように動かくなる病気で、
50歳代に多発します。
症状:手が上がらない。痛みで夜寝られない。シャツの脱ぎ着で痛い。
別名、凍結肩(frozen shoulder)と言い、凍りついて動かない状態です。
肩腱板損傷・断裂と似ていますが違う病気です。
腱板損傷・断裂は多くの場合、自力で挙上可能で、自力で上がらなくとも他の人に上げてもらうと、腕は上がりますが、50肩は自力でも他力でも上がりません。
原因:多くの場合不明です。
治療:安静のちリハビリ
症状
①肩関節の痛み
手を挙げると痛みが出ます
睡眠時に痛みがでて寝られないことがあります
★痛みの部位
肩周囲から上腕に及びます。
上腕の付け根に痛みを訴える事が多くみられます。
発症後しばらくは炎症が強いことが多く、
この時期は安静時痛、特に夜間の痛み(夜間痛)に悩まされます。
②可動域制限(動かそうにも途中で止まってしまう)
可動域制限は前も後も横もあらゆる方向に動かなくなります。
シャツを着るなどの動作が困難になります
原因
原因不明のことが多く、いつの間にか肩の痛みと肩関節の拘縮が生じます。
このほかに外傷後や手術後に肩関節を動かさずに放置すると関節拘縮が強くなり肩関節周囲炎と同じ症状が現れます。
治療
---- 痛みが強い時期は肩関節の安静、疼痛が治まったらリハビリ。 ----
痛みが強い場合は肩を安静にして炎症を落ち着かせます。
ステロイド剤の注射で夜間痛が大幅に改善することがあります。
痛みが治まったらリハビリ
肩関節とその周囲のストレッチ、筋力訓練などのリハビリが有効です。
症状の経過:なかなか治りにくい!!
・発症から治癒まで
短い人で3か月 長い人で2年以上かかることがあります。
・多くの場合、症状にピークがあります。
症状(痛みや動きの悪さ)のピークに達するまでは悪化し、
ピークを越えると徐々に改善していきます。
・1か月前よりも痛みが軽減している人はこれから良くなっていきます
1か月前よりも悪化している人はピークを越えてないと判断できます。
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